せどりを始めて商品を仕入れたものの、全然売れない、、資金回収するために値下げしなくちゃ、、なんてことありませんか?
この記事を読むことで以下の事が理解できます。
・せどりで商品が全然売れない理由は価格が高いから、だけではない【安易な値下げは初心者がやること】
・安定的に商品を売る為の在庫量の重要性
・在庫量を増やしつつ、資金の回収、利益を残す仕入れ方法
この記事を書いている自分は、せどり歴3年です。
現在専業でせどりを実践しており最高月収は110万円、現在の月収は80万円前後です。
金額的には決して大きく稼いでいるとは言えないですが、月の作業時間は50時間以下ですので、時給はそこそこ高いかと思います。
記事の内容も実際に自分が悩んだ経験があり、解決したことです。
上記のことからこの記事の信頼性はそこそこ高いかと思います。
せどりで商品が全然売れない理由は価格が高いから、だけではない【安易な値下げは初心者がやること】
商品が売れないっていうのには必ず理由があります。あなたの商品が売れない理由はなんでしょう?いろんな理由があると思いますが、いくつか例を挙げてみます。
あなたはどれに当てはまりますか?
・商品の問題
・仕入れ能力の問題
・マインドの問題
大きく分けてこんな感じだと思います。
細分化すると以下になります。
・商品の問題
→商品価格が適正ではない
→商品説明文に魅力が無い
→商品画像が適当ではない
→商品在庫量が少ない
商品の問題で最後の「商品在庫量が少ない」以外に共通して言えるのが購入者目線で商売ができていない、この一言で片付くと思います。なぜかここの部分をすっとばして出品している人がいますが正直非常にもったいないと思います。
買う人の事を考えてればこんな価格、画像、説明文にはならないでしょってことです。綺麗事言ってるわけではなくてせどりはビジネスですので、購入者の視点で物を売らないと結果は出ません。自分は言葉では理解していましたが本当の意味で理解したのは最近だと感じます。
安定的に商品を売る為の在庫量の重要性とは
在庫量が少ないと売り上げは安定しません。売り上げが安定しないので、「商品が売れない、、」と感じてしうことがあると思いますがそれは違います。安定的に商品が売れている状況を作るには在庫の量が不可欠です。参考までに自分は在庫300~400点程の在庫を常にキープしており、仕入金額での在庫量も180万円前後はキープしています。
ここに関しては初心者の方にはとっつきにくい話だと思いますが、ざっくり月に稼ぎたい利益額の倍以上の在庫量が必要になると考えていいと思います。例えば月20万円の粗利を安定的に得たいのなら仕入れ金額で40万円分以上の在庫は欲しいところです。
もちろん利益率や商品の属性によって必要な在庫量は変わってきますので何度もテストして、得た経験から自分の求めている収入を得られる在庫量はどこなのか、調整できるスキルを身に着けていきましょう。
ここは時間かけて身に着けるしかないです。せどりの本質の「資金管理」の部分になります。
・仕入れ能力の問題
→ライバルが多い商品ばかり扱っている、つまり需要と供給の関係を考慮できていない
自分の理想とする金額で売れたとしてが取れるだろう商品ならライバルが群がっていても気にせず仕入れていませんか?下記は例ですが初心者のころの自分は余裕で仕入れていましたw
例えばあるCDプレイヤーが6480円で売っていたとします。
・モノレートの波形は月に1回ほど
・ライバルといえる出品者は4人(全員プライム会員で付属品も同じ)
・ライバル全員10000円程度の値付け
どうですかあなたは仕入れますか?ライバルが多い商品でもそれ以上の需要があればいいわけですが、この商品の場合はライバルとみなせる人が4人(供給が4)
需要が月に一個程度なので最悪自分が仕入れたら半年ほど時間がかかってしまう可能性もありますね。そして我先にと値下げする出品者もいるでしょう。
そうなったらこれくらいの仕入れ値で値下げしたらそこまで利益がとれる商品ではなくなってしまいますね。
→付属品の価値を考慮できていない
たとえばブルーレイプレイヤーにリモコンは必ずといっていいほどついていますよね。
ブルーレイプレイヤーは中古品で有名メーカーのものなら一万円近くするものがほとんどです。つまり本体価格が高いものは付属品の価格もそれなりに価値が高いといえます。中古品でも2000円以上するものがほとんどですね。
ライバルがリモコン有りで一万円で出品しているなら、リモコン欠品のものを出品する際は2000円以上は下げないと話にならないという事です。ちなみにですが、自分はリモコン無しのものは基本的に仕入れません。返品される可能性が非常に高いからです。
一部の購入者は当然リモコンはついてくるものだろうという認識で買います。説明文、写真をみている購入者もいますが全く見ていない人は最安値のものを購入するので必然的に「リモコンが無い」と返品されていまいますよね。アマゾンで最安値で置いてあるリモコンが無い、状態が悪いなどの商品は半分は帰ってきた気がしますねw
なので自分はそういう商品をもし仕入れてしまったらメルカリやヤフオクで流してしまいますね。結局せどりはお金を回すビジネスなので売れても何度も返品されていたらお金を眠らせているのと同じです。なので資金回収して他の良質な商品を仕入れてガンガンお金回していきましょう。
・マインドの問題
→そもそも期待しすぎている
これは自分もそうでしたが、そもそも出品して2週間も売れなかったら、「ああやばいこれ全然売れないじゃん値下げして早く売っちゃお」ってなっていました。典型的なダメパターンですね。もちろん値下げしなければいけないタイミングもあるんですけど、期待しすぎるあまりに、そのままの価格で売れたものを値下げ→結果的に時給を自ら下げた、となるわけです
。波形の強いものを値下げすればすぐに売れるわけですが、それではどうしてもライバルが多く、利益率も低くなりがちです。逆に波形の弱い商品を値下げしたとしてもそもそも需要が少ないので値段を下げても売れないことが多いです。
ではどうすればいいのかというと「波形をより深く読んで一か月以内で売れる、と思われる商品を仕入れていく」これです。この仕入れができるようになれば、波形が強いから仕入れる、波形が弱いから仕入れない、なんて初心者の仕入れをする必要は無くなります。
在庫量を増やしつつ、資金の回収、利益を残す仕入れ方法
結論ですが、「波形の弱い商品を扱う量を増やす」
これで間違いなく在庫量は増えます。
いやいやそれはそうだけど、リスク高いでしょ。と思う方もいるかと思いますが、いきなりドバっと波形の緩い商品の仕入れ量を増やしたなら資金ショートをする可能性も高いといえるでしょう。
しかしテスト的に「先月は波形の弱い商品を仕入れ額の10%仕入れたけど問題なさそうだから今月は20%しいれてみよう」と割合を増やしてみたりして試行錯誤するのです。そうすれば徐々に波形の緩いものでも「こんな感じでやってけばお金がまわるんだ」という感覚が身に付きます。
例えばこういった商品です。
https://mnrate.com/item/aid/B004C0JXHU
12か月で見ても4回しか波形が振れていないですよね。仕入れ額からみても初心者の方はあまり手を出さないかと思います。しかし自分はテスト的にこういったもの仕入れることでこの商品がこの価格でなら売れるとわかっているので自信をもって仕入れられます。
自分は全ての商品は一か月で売るつもりで仕入れて販売していますが、この商品は約2か月で販売しています。波形の弱い商品を扱う量が増えることで在庫量が増えるというのはこういう理由です。また売った事があるという経験があるので、安易に値下げはしません。
もちろん場合にもよりますが、半年以上残ってしまっている、ライバルが増えてきた等の理由がある場合は値下げするときもあります。ここで学んでもらいたいのは、テスト的に仕入れることによって経験を積み、それを次に生かすことです。次に生かすというのはこの経験をしたから次はどう行動するのか、ということです。
売れたのが遅かったならもっと安くしたらいいのか?と行動につながりますよね。そして次に値下げしてみてもそんなに効果が無いのなら安く売るのは意味ないとわかりますね。こんな感じで経験を次に生かすのです。
今回紹介したような波形が弱い商品を沢山扱うことによって波形の弱い商品に慣れてきます。慣れてしまえば仕入れ額の何パーセント、、みたいに意識する必要はありません。自分も最初は上記のような商品を仕入れるのにビビりまくっていたので月に2.3個で計2万とかから試しましたwこれはビビりすぎなんですけど初心者の方はまず仕入額の10%ほどを目安に仕入れてみるのをオススメします。
自分はこのように行動していって在庫をためつつも、利益額を確保し資金も回収できるというスキル身に付けました。
今回書いたことが少しでもあなたのせどりスキル向上になればと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す