BOSEのWAVE MUSIC SYSTEM Ⅲを修理しました

今回は昨日仕入れてきたBOSEのWAVE MUSIC SYSTEMを修理しました。

仕入値は11000円で付属品は専用台座、リモコン、テストCD、取説です。

本体、付属品共に美品です。

色はチタニウムシルバーですね。

仕入れた理由は

・美品→修理成功率が高い

・付属品完備→仮に治らなくてもヤフオクで元値は回収できる

と判断できたからです。

仕入から帰ってきてまず動作確認。

CDは入っていくが全くの無音、、

ん?と思いませんか?

読み込む音すら聞こえないんです。

ひたすら無音で「CD READING」を表示して10秒くらい経ってからイジェクト。

この機種は何度も仕入れて動作確認しているってのもありますし、CDプレイヤーは何十台と直してますから、読み込み音すら鳴らないのはおかしいなと思うわけです。

ちなみにこの機種を修理するのは初めてでした。

 

なんとなくココが壊れてそうだなというのはわかったので分解を始めます。

 

本体裏に5本ネジがあるのでそれをドライバーで外せば簡単に下の状態に。

カバーはパカっと開きます。

見た目より中はホコリっぽいですね。

CDのメカベースにアクセスするのも簡単です。

いくつかのケーブル類を抜いていけばここまで簡単に来れます。雑に扱うとフラットケーブルは簡単に切れますので注意です。

ここまで分解にかかった時間は大体10分程度。

分解しやすい部類だと思います。

ここまで来たらピックアップレンズが見える部分まで分解して動作確認です。

左上に1つだけあるネジを外して、側面の隙間にマイナスドライバー等を入れて起こせば簡単に外れます。

するとやはりピックアップレンズはもちろんCDを回転させるモーターも回転していませんでした。

通常CDが入るとモーター回転し、ピックアップがレーザーを出しますのでこれは異常です。

メカベースで動いている部分はイジェクトなどを行うメカ部分を動かすモーターのみ。

電源が来ていない可能性が高いと判断できるのでテスターで導通チェックです。

まずメカ部にメインで電源を供給している赤丸部分をチェックします。

テスターというと敷居が高いと思うかもしれませんが自分も最近購入し使い方を覚えましたw

説明書に書いてある程度の知識しかありません。

するとやはりです。

下の写真の赤丸部分のピンには全く電源が来てませんでした。

写真は仮の半田修正済みの状態です。

フラットケーブルの断線も可能性としてはありますが、とりあえずハンダを加熱して導通チェック。

無事全てのピンでの導通を確認したので、仮組して動作確認。

よっしゃああああ!治りました。

気持ちいい~

ピックアップレンズの清掃、各メカ部分のグリスアップ、半田クラック部分以外もハンダを全て補修し組み立て。

もちろん基盤のホコリもハケとエアダスターでしっかりと除去。

作業時間はここまでで約40分、動作確認がてら1時間ほどCDを流します。

その間他の商品を修理して動作確認終了です!

音飛び等の不具合も全くなく、非常に良いで出品できる商品の出来上がり!

いやあ本当修理楽しいわ。

 

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