どうもコウスケです。
今回はテープレコーダーを修理販売して初心者には避けれないと言ってもいいクレーム・返品について解説していきます。
アマゾンのTCM-400の商品レビューとか見ても「動作確認済とあったのに全然動かない」など結構見ますので、動作確認はかなり重要と思います。
テープレコーダーの返品、クレームを避けるには、、
結論ですが、「的確な動作確認」です。
え?当然でしょ。と思われる方も多いかと思いますが、超重要です!
実際に僕が経験したことですが、TCM-400という型番を月に15個くらい修理して販売していました。
いつも修理が終わり、数分ちょちょっと一通り動作確認してハイオッケー!
って感じで納品していたんですが結果が、、
これです。見たことありますか?コレ
一つのSKUで返品が多かったものに対しての警告みたいなものです。7個売って3個帰ってきたのかな?
この7個もよくわかりません。この時で20個以上売ってますからねえ、、
まあ、このまま突っ走れば恐らくTCM-400が出品できなくなっていたでしょう。
動作確認の重要性を痛感したのはここからですかね。
テープレコーダーは実際どんな動作確認をすればいい?
自分がやっている動作確認の流れはこんな感じです。
1、修理完了→60分テープを入れ込み、録音開始→次の修理するものの作業を開始
2、15分くらい録音したら、巻き戻して再生
3、スイッチ類は正常に動き、機能するか
4、スピーカー、イヤホンから音声がでるか(イヤホンでは両耳均等に音が出ているか確認)
まず1、2までで確認する項目は
〇録音、再生中に途中で止まらないか(録音の際VORの機能は切ってくださいね。)
〇録音、再生中にリールの回転が不安定になっていないか
〇録音、再生中に音量が大きくなったり、小さくなったりしないか
〇録音した音声に歪みや震えなどが無いか
などがあげられます。他にも不具合はあるかもしれませんが自分が多いなと感じるのはここら辺です。
実際自分もこの方法でやっていますし、クレーム返品は10%以下です。
テープレコーダーの動作確認で機械と向き合って確認したいポイント
1、2が終わったら機械と向き合ってチェックするようにしてください。
ここも重要な部分なので気を抜かずやりましょう。
3、スイッチ類は正常に動き、機能するか
4、スピーカー、イヤホンから音声がでるか(イヤホンでは両耳均等に音が出ているか確認)
この2つの確認事項は必ず3~4回繰り返して以上が無いかチェックしましょう。
〇スイッチ類は正常に動き、機能するか
ここに関しては補足で以下のボタン、スイッチの確認をしてください。
・再生、巻き戻し、早送り、一時停止、停止、録音スイッチがスイッチの動き含めてスムーズに動作するか
・ボリュームの上げ下げでガリが出るか、また音の大小の変化がしっかりわかるか
・カウンターのリセットスイッチは機能するか
・スピードコントロールは機能するか
・2倍モードでリールの回転は遅くなっているか
・VOR機能は動作するか?(音がすると録音し、音が消えると録音も止まる機能)
以上チェック項目が多いですが確認をお願いします。
テープレコーダー動作確認大変じゃね?
こんな感じで結構チェック項目があって大変かと思います。
ただ修理もそうですが、何台も同じような作業を繰り返せば動作確認もコツもつかめてきます。
また一台で4000~5000円の利益が安定して出ますのでおいしい部類かと思います。
慣れてきたら動作確認は外注してやってもらえば、自分は楽しい修理してればいいだけですし時給で考えてもかなり効率化ですよ!
では今回はこのへんで!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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